MBA留学出願スコア

MBA留学に必要なテストスコア

MBA留学を目指す際、もちろん職務経験、推薦状、エッセイ、履歴書などは重要なことは言うまでもありませんが、TOEFL、GMATというテストのスコアも必要になります。TOEFLには通常出願最低スコアがMBAコースごとに設定されており、GMATは最低出願スコアというのはなく、GPA、職務経験などと同時に考慮され合否に反映されます。

TOEFL(トフル):

TOEFLは現在TOEFLiBT(Internet Base Test)が一般的に行われています。

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TOEFLは留学生が英語圏の大学、または大学院に入学後に現地の授業に問題なくついていけるか、ということを計る英語力判定テストです。そのため、英語が第一言語でなく留学のみに与えられるテストです。なお、TOEFLは現在北米はもちろん、ヨーロッパを含むオセアニア、アジア、英語圏で授業を行っているほぼ全ての大学院で認定されています。現在留学先を悩んでいる方はIELTSではなく、TOEFLの勉強をしておけばほぼ全ての大学院に出願することができます。

IELTS(アイエルズ):

IELTSはTOEFLと同じ目的で実施されているテストで、留学生の英語力判定テストとして行われます。

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IELTSは現在主にイギリス、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)で認定されているテストですが、最近では北米やヨーロッパでも認定する大学院も増えています。一般的に日本人留学生はTOEFLよりIELTSの方がスコアが出しやすいと言われており、現在最も注目されている英語力判定テストです。

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GMAT(ジーマット):

GMAT(Graduate Management Admission Test)は、世界各国のビジネススクール出願の際出願者に課せられる3時間30分のテストです。TOEFLとGMATの一番大きな特徴は、GMATはネイティブの学生用に作られたテストだということです。実際はTOEFLを作成しているETS (English Testing Service)がGMAC(Graduate Management Admission Council)のサポート受け作成しています。セクションはAWA(Analytical Writing Assessment)、Verbal、Quantitative の三セクションからなり、スコアは合計スコアとして200~800点の間で評価されます。一般的には550点以上のスコアが要求されますが、イギリスやオーストラリアのビジネススクールでは職務経験やGPAなどでアピールすればGMATは免除されることも多いので注意が必要です。

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MBA留学に必要なGPA

GPAとは(Grade Point Average)、大学卒業時の成績評定平均を指します。大学院留学を目指す際は一般的に最も重要な書類は大学時代の成績証明書と言われ、GPAが合否に最も大きく影響すると言われています。しかしMAB留学はこの限りではありません。

MBA留学はビジネスに限定された学位ですので、GPAが低くても職務経験、GMATスコアでカバーすることが可能です。一般的に大学院留学にはGPA3.0が最低必要と言われていますが、MBA留学の場合はアピールに足りうる職務経験やGMATスコアがあれば例え2.5以下であっても十分トップスクールを狙うことができます。

また、通常大学院留学は大学時代の専攻と留学先の専攻の関連性を重要視しますが、MBA留学の場合は大学時代の専攻は問いません。文学、社会学、生物学、工学と通常如何なる学位からでも出願が可能です。

MBA留学準備 How to prepare MBA