MBA留学出願スケジュール

MBA留学実現までの年間スケジュール

MBA留学を確実に実現させるためには、最低でも一年前からの準備が必要です。MBA留学を思い立ったときの英語力とによって、準備期間は1年〜2年間必要になりますので、まずはMBA留学お思い立ったらTOEFL、またはIELTSという英語力判定テストを受験し、現在の英語力を明確にすることが重要です。

下記がTOEFL、IELTSを含む様々なテストの相関票になります。
皆さんがMBA留学を思い立ったときの英語力に合わせてそれぞれの準備期間をご参考ください。(期間は分かりやすいよう全て1月から準備を始めた場合にしてあります)

ランク IELTS TOEFL iBT TOEFL CBT TOEFL PBT TOEIC 英検
A 7.0 100 250 600 900 1 級
6.5 88 230 570 800  
B 6.0 76 207 540 700  
5.5 68 190 520 650 準 1 級
C 5.0 61 173 500 600 2 級
4.5 55 150 470 550  
D 4.0 以下 49 以下 137 以下 450 以下 500 以下  

Aランクの方:MBA留学準備期間目安11ヵ月

11〜10ヶ月前 MBA留学決意MBAコースリサーチ
9〜8ヶ月前 学校とのコンタクト開始学校とコンタクトをとり最適の学校を探す
7〜6ヶ月前 出願校決定出願校のTOEFL、GMATスコア、
推薦状学校指定用紙、エッセイガイドラインをリサーチ
6〜3ヶ月前 出願書類の準備出願用TOEFL、GMATスコアの取得、
エッセイ作成、推薦状作成
1〜0ヶ月前 出願

既に英語力がランク1に到達している方は、英語力向上にはそれほど期間がかからないと思いますので、出願校決定後3〜6ヶ月程度GMATの準備をし、目標スコア取得を目指します。ポイントは出願校によって必要GMATスコアや推薦状のガイドラインがありますので、出願校をできるだけ早く決めることです。

Bランクの方:MBA留学準備期間目安18ヵ月

18〜17ヶ月前 MBA留学決意MBAコースリサーチ
17〜16ヶ月前 出願希望校決定・必要TOEFLスコア確認MBAコースリサーチをもとに約一年後に出願する学校を決め、必要TOEFLスコア確認
16〜12ヶ月前 TOEFL必要スコア取得出願希望校に必要なTOEFLスコアを取得する
12〜9ヶ月前 学校とのコンタクト開始学校とコンタクトをとり最適の学校を探す
9〜6ヶ月前 出願校決定出願校のGMATスコア、推薦状学校指定用紙、エッセイガイドラインをリサーチ
6〜3ヶ月前 出願書類の準備出願用GMATスコアの取得、エッセイ作成、推薦状作成
1〜0ヶ月前 出願

英語力がBランクの方はまず出願希望を決め、TOEFLの目標スコアを明確にすることが重要です。出願希望校を決めずにTOEFLの勉強を始めてしまうと、目標がなく勉強のモチベーションが上がらず結局1年近くだらだらと英語の勉強にかかってしまう場合も少なくありません。英語力がBランクの方はもう少しでGMATを勉強できる英語力に到達しますので、焦らずまずは出願希望校を明確し英語の勉強を始めることをおすすめ致します。

Cランクの方:MBA留学準備期間目安24ヵ月

24〜18ヶ月前 MBA留学決意英語の勉強再開
18〜17ヶ月 MBAコースリサーチ開始英語力が海外のHPを読める段階になったらMBAコースリサーチを開始する
17〜16ヶ月前 出願希望校決定・必要TOEFLスコア確認MBAコースリサーチをもとに約一年後に出願する学校を決め、必要TOEFLスコア確認
16〜12ヶ月前 TOEFL必要スコア取得出願希望校に必要なTOEFLスコアを取得する
12〜9ヶ月前 学校とのコンタクト開始学校とコンタクトをとり最適の学校を探す
9〜6ヶ月前 出願校決定出願校のGMATスコア、推薦状学校指定用紙、エッセイガイドラインをリサーチ
6〜3ヶ月前 出願書類の準備出願用GMATスコアの取得、エッセイ作成、推薦状作成
1〜0ヶ月前 出願

英語力がランクCの方はまず海外のHPやパンフレット(ブローシャー)を理解できるだけの英語力を付ける必要があります。焦らず約半年かけるつもりでまずは英語力の勉強は再開してください。大学受験などで使用した単語帳、文法、問題集、参考書などが残っている方はそういった教材を最初は使用し英語の勉強を再開することをおすすめ致します。特にTOEFLの勉強を始めるというよりは、まずは大学受験時代の英語力に戻し、海外のHPも読み込むことができる英語力を付けることが重要です。その後は英語力ランクBの準備方法を参考ください。

MBA留学準備ポイント

下記にMBA留学を進めるにあたり重要なポイントをまとめておきましたので併せてご参考ください。

TOEFLの勉強は必ず出願校希望校を絞ってから始める:

TOEFLの勉強は非常につらいものです。英語がネイティブの人間が受験しても満点をとることは難しいテストですから、私たち日本人のような英語が第二言語の人間には非常につらいテストなのは当たり前です。そのため、「数ヶ月前に一度勉強は始めたけど、、」、「半年勉強してもほとんどスコアがあがりません、、」といった相談も毎日のように届きます。ただでさえ嫌気の差すTOEFLの勉強です、まずは目標スコア(入学希望校に必要なスコア)を明確にすることが勉強のモチベーションを持ち続ける唯一の方法です。

GMATの勉強はTOEFLiBTで80点を超えてから始める:

「GMATの勉強はTOEFLの並行してできるか?」という疑問はMBA留学を思い立った方なら誰でも一度は持つのではないでしょうか?答えはTOEFLiBTで80点を超えていない方GMATの勉強をしても非常に効率が悪いということです。ご存知通りGMATはTOEFLなどの留学生の英語力を測るテストと違い英語が第一言語のネイティブ用のテストです。なので、英語力がネイティブとまではいかなくともGMATがテストとして成り立つところまで向上させなければGMAT自体がテストとして成り立たないということです。また、GMATの数学のセクション(Mathematics Section)は英語力はそれほど必要ないのでTOEFLと同時に勉強できるという方もいますが、数学のセクションが満点でもTOEFLでスコアが出なければ本末転倒です。まずはTOEFLiBTを最低80点は出し、その後80点から100点に挙げる作業と当時にGMATの数学セクションの勉強を始め、数学のセクションが満点取得できるようになったらバーバルセクションを始めるべきでしょう。

MBA留学準備 How to prepare MBA