MBA留学出願書類

自己PRのための出願書類

MBA留学の合否は通常書類選考で行われます。もちろんインタビューが課せられることがあったとしても全ての出願者ではなく、通常書類選考が通った方がインタビューを受けることになります。以上のようにMBA留学を成功するためには書類選考にまず勝ち残る必要があります。TOEFLやGMATといったスコアは勉強すれば伸びますし、時間は万人平等にありますので、出願者全員同じ条件と言えます。しかしエッセイや履歴書といった出願書類の中でも自己PRを行う書類は、出願者それぞれが経験してきた内容や、書き方、見せ方一つで大き出願者の価値は変わりますので、出願者の中でも他と差別化を図るためには必ず必要な書類です。TOEFLやGMATなどのスコアはもちろん必要ですが、エッセイや履歴書などでいかに他の出願者と差別化できるか、ということが合否の大きな分かれ道になることは言うまでもありません。

下記がTOEFL、IELTSを含む様々なテストの相関票になります。
皆さんがMBA留学を思い立ったときの英語力に合わせてそれぞれの準備期間をご参考ください。(期間は分かりやすいよう全て1月から準備を始めた場合にしてあります)

履歴書(Resume・CV)

出願書類の中でも履歴書は通常審査官が始めに見る書類です。ここでまず皆さんのバックグラウンドを箇条書きにて明確に伝ええる必要があります。ここで興味のない出願者はエッセイも見てもらないかもしれません。そのため履歴書は出願者と審査官の最初のコンタクトになりますので、非常に重要な書類になります。そういったことを意識に明確に分かりやすく、簡潔に記述する必要があります。

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エッセイ(The Statement of Purpose)

履歴書に次はエッセイにてさらに詳しく皆さんの経験を自己PRのツールとして伝えることになります。通常エッセイは出願するMBAコースによってエッセイガイドラインが決まっている場合とそうでない場合はありますので、作成前に必ず確認する必要があります。また、もしエッセイガイドランドが決まっていない場合でも、エッセイ課題などコース担当者に問い合わせると教えてもらえる場合もあります。審査官が知りたい内容を作成前に知ることは非常に効率よくエッセイが作成できますので、ガイドラインが公表されていなくても是非課題だけでも明確にしましょう。

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推薦状(Recommendation Letters, Reference Letters)

推薦状はGPA(大学評定平均)と共にMBA留学に最も重要な書類として知られています。その理由は皆さんの評価を第三者がしている書類だからということです。エッセイ、履歴書などは出願者が直接作成しますので、出願者の主観によって作成されています、一方推薦状は指導教官や上司といった皆さんを指導、監督する立場にある方によって客観的に評価をされていますので、MBAコース審査官も合否判定の際非常に比重を高くおいているわけです。そのため推薦状は代筆や偽りなどが疑われると合否に大きな影響を及ぼしますので、作成には最新の注意を払う必要があります。

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インタビュー (Interview)

インタビューに関しては通常出願後書類を経て課せられる場合は多いです。内容は志望動機やキャリアプランなどエッセイにて述べた内容を口頭で再確認する場合がほとんどですが、課題を出されそれに答える必要があるインタビューもあります。いずれにしてもインタビューが課せられたということは合格にかなり近づいたということですから、万全の準備をして望みたいものです。

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職務経験(Working Experience)

職務経験を日本国内でアピールするためには、職務経歴書というものを提出することが多いですが、MBAコース出願の場合は、履歴書という形で職務経験をアピールする必要があります。また学校から指定がない限りは、履歴書に記載した職務経験を証明する書類(雇用証明書)などを提出する義務もありません。

留学先や学校によっては、出願者に最低職務経験年数を課してくる場合があります。この場合の職務経験は通常フルタイムでの就労経験年数を表しますので、アルバイトなどのパートタイムはカウントされません。また、管理職の最低経験年数を課してくる場合もありますので注意が必要です。

MBA留学準備 How to prepare MBA